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Ruby組み込み変数リスト
2022年10月9日

Ruby組み込み変数リスト

ここではプログラミング言語Rubyの組み込み変数のリストが書かれています。

組み込み変数名 内容
$! 最後に発生した例外に関する情報
$" $LOADED_FEATURESの別名
$$ 現在実行中のRubyのプロセスID
$& パターンマッチングでマッチした文字列
$' パターンマッチングした部分より後ろの文字列
$` パターンマッチングした部分より前の文字列
$* ARGVの別名
$+ パターンマッチングした中で最後の()に対応する文字列
$, Array#joinのデフォルトの区切り文字列
$. 最後に読み込んだ入力ファイルの行番号
$/ 入力レコードセパレータ(Default is \n)
$0 $PROGRAM_NAMEの別名
$1, $2... パターンマッチングで()にマッチした文字列($n)
$: $LOAD_PATHの別名
$; String#splitのデフォルトの区切り文字列(Default is nil)
$< ARGFの別名
$> print, puts, pなどのデフォルト出力先(Default is STDOUT)
$? 最後に終了した小プロセスのステータス
$@ 最後に例外の発生した位置に関する情報
$\ 出力レコードセパレータ(Default is nil)
$_ 最後にgetsメソッドで読み込んだ文字列
$~ パターンマッチングに関する情報
$DEBUG デバッグモードを指定するフラグ
$FILENAME ARGFが現在読み込んでいるファイルの名前
$LOADED_FEATURES requireで読み込まれたライブラリ一覧
$LOAD_PATH requireがファイルを読み込むときの検索するディレクトリの名前
$PROGRAM_NAME 現在実行中のRubyスクリプトの名前
$SAFE セーフレベル(Default is nil)
$VERBOSE 冗長モードを指定するフラグ(Default is false)
組み込み定数名 内容
ARGF 引数、標準入力によって作られる仮装のファイルオブジェクト
ARGV コマンドライン引数の配列
DATA __END__移行のデータにアクセスするためのファイルオブジェクト
ENV 環境変数
RUBY_COPYRIGHT 著作権情報を表す文字列
RUBY_DESCRIPTION ruby -vで表示される情報
RUBY_ENGINE Rubyの処理系の実装の種類を表す文字列
RUBY_PATCHLEVEL Rubyの処理系のパッチレベルを表す文字列
RUBY_PLATFORM 実行している環境(CPU-OS)を表す文字列
RUBY_RELEASE_DATE Rubyの処理系のリリース日を表す文字列
RUBY_VERSION Rubyのバージョン
擬似変数名 内容
self デフォルトのレシーバ
nil, true, false
_FILE_ 実行中のRubyスクリプトのファイル名
_LINE_ 実行中のRubyスクリプトの行番号
_ENCODING_ スクリプトエンコーディング
環境変数名 内容
RUBYLIB $LOAD_PATHに追加するディレクトリ名
RUBYOPT Rubyを起動する際のデフォルトオプション
RUBYPATH -Sオプションを指定してインタプリタ起動したときの検索パス
HOME Dir.chdirメソッドのデフォルトの移動先
LOGDIR HOMEがないときのDir.chdirメソッドのデフォルトの異動先
PATH 外部コマンドの検索パス
LC_ALL,LC_CTYPE,LANG デフォルトのエンコーディングの決定に使用されるロケール情報